なんでもレビュー
![]() 初代の発売から3年以上の時が過ぎ、ようやく発売となった、高機動型ザクのセカンドバージョンです。 もともと人気のあった商品で、どの機種も品薄、特にシン・マツナガ機は再販さえかからなかったので、オークションなどでボッタクリ価格がつくほどの人気でした。 待っていた人も多いでしょう。さて、はたして出来はどうなのか? 書いていきましょう。 ![]() ![]() ![]() 基本はザクII(セカンドバージョン)です。しかしプロポーションはザクセカンドよりも良好な感じ。多分下半身がどっしりとしたので雰囲気が変わったのではないでしょうか。 通常のザクとの最大の違いは ![]() パッと見た感じで解るように、右に行くほど足が巨大化しています。 左から、MS-06ザク→MS-06R-1高機動型ザク→MS-06R-2高機動型ザクという並び。 多少重くなりますが、これがザクとの最大の違いなので、大き目の写真を使って、細部を見比べてみましょう。 ![]() 逆から見たらこんな感じですね。 よく見ると太ももの形状も違います。R1(中央)とR2(右)のふくらはぎは、まったく違う様に見えますが、実はR1の上にパーツを接着しただけです。この辺は旧R2と変わってませんが、ちゃんと内部も塗られているのでよしとしましょう。 ![]() ![]() 前と後ろはこんな感じ。 結構ちゃんと作られているように見えます。まあ確かに悪くはないです。 しかし、この高機動型の設計は、ある重大な欠点を持っています。 ![]() それがこれ。ヒザの可動範囲が格段に落ちてます。 一応二重関節にはなっているんですが、まったく無意味です。動く範囲は完全に単一関節です。 宇宙用MSはヒザなんぞ曲げる必要がないという事でしょうか? ![]() もう一つの特徴、それがバックパックです。 写真は左から通常ザク→高機動型R2→高機動型R1という並びになっていますが、大きさが全然違います。 実は、私はR1とR2の違いが脚部だけだと思っていたのですが、バックパックがここまで違うとは……。 かなり格好いいです。また、巨大だからといって重心が悪くなるわけでもなく、ちょうどいい感じだと思います。 ![]() ![]() バックパックが違えば背中も違う。ということで、ぼやけてて解りにくいですが、バックパックを外した背中です。 いや、かなり違うよってだけの写真なんですけどね。 では、機体別でチェックしてみましょう。 ![]() まずは“黒い三連星”専用高機動型ザク 紫が旧版とは変更されて、すこし明るくなりました。 しかしここで問題なのは番号です。 ![]() ![]() 左が右胸の、右が左足についているナンバーです(ややこしくてゴメン)。 黒い三連星とはガイア(03)、オルテガ(02)、マッシュ(06)の三人を纏めての呼称ですが、今回の高機動型ザクには03のナンバーしかありません。 つまり、これは正確にはガイア専用高機動型ザクということになってしまいます。 ガンダムのマニアが黒い三連星タイプのMSを購入するなら、まず確実に三体買うことくらいバンダイは解っていたはずです。というか、今まではそれを見越した商法で来たはずです。それが何故か、今回はしていない。なんでやねんバンダイ。つうか、半端にナンバー入れるんなら最初から入れないほうが嬉しいです。 ![]() 続いて、“真紅の稲妻”ジョニー・ライデン専用高機動型ザクです。 ジオンで赤といえば“赤い彗星”シャア・アズナルブを連想する人がほとんどでしょうが、これがもう一人の赤、“真紅の稲妻”ジョニー・ライデンの専用機です。 まあシャアは赤というよりピンク色で、ジョニーは真紅というより赤色という、どちらも半端な色なんですけどね。つうかジョニー・ライデンの異名は“真紅の稲妻”が正しいのか“赤い稲妻”が正しいのかよく解りません。 今回発売された高機動型三機の中で、この機体だけがR-2型と呼ばれる機種です。これはR-1型を更に高機動型にしたのはいいものの、扱いが難しく、エースパイロット以外じゃ使い物にならなかったために、まったく生産されなかったという機体です。確か、元のR-1自体が熟練者じゃないと扱えない機体だったはずだから……何してんだジオン軍。 ![]() 右肩のエンブレム。RoteBlitzを略しているのか? だとすると、“真紅の稲妻”じゃなくて“赤い稲妻”の方が正しいのかもしれない。 ![]() 肩のスパイクアーマーは他のザクと違って、より尖がった、攻撃性の高い形状になっています。402のマーキングはジョニー・ライデンの部隊(キマイラ隊だっけか?)の番号なのかな? 中途半端にしか知らなくてごめんなさい。 また、高機動型ザクの角(指揮官用の頭部ブレードアンテナ)は、他のザクよりもシャープな形になっています。動きが早い分質を上げなきゃダメなのかな? ![]() そして私の一番好きな、“ソロモンの白狼”シン・マツナガ専用高機動型ザクです。 白いザクというのも珍しいんですが、日本風の名前のパイロットもめずらしい。ガンダム見た人しか解らないでしょうが、マツナガ家はミライ・ヤシマのヤシマ家と並ぶ名家だそうです。 ソロモンにて、宇宙攻撃総司令官ドズル中将の懐刀として知られ、中将にたいそう信頼されていたそうな。 劇中にてソロモンが陥落した際には、攻防戦が起こる前に諸事情でジオン本国に召還されていたために参戦できず、ドズル中将戦死の報に男泣きしたとされています。 まあお察しの通り、私が好きな理由もその辺の「武士っぽい」ってのが大きいんですが、それは置いといて機体の話。 ![]() マツナガ機だけ、腰のフロントアーマーの形状が違います。 今までは再現できなかっただけに、これは嬉しい追加点。 ![]() 同じくマツナガ機だけ右肩の形状も違います。旧版は黄色の所が金色で塗装されてたんですが、こちらは黄色です。しかも後ろ側は何のモールドもなしです。半端に手を抜いてるな……。 あと、何気にシールドの形状も他のザクと違いますね。 ![]() 左の脛にはWWのマーキング。これはもう白狼の略だとわかりますね。 ![]() ![]() ![]() シールドにもエンブレムが入っています。 ![]() 付属武器は、ザクバズーカー、ザクマシンガン、ヒートホークの他は、交換用手首が数種のみ。ちょっと物足りませんが、こんなもんでしょう。 なお武器の色は通常のザクとは変わっています。 ![]() ジョニー・ライデン機のみ、ジャイアント・バズが付いています。本当にデカイです。そのぶん、ろくに構えられません(ぉぃ まとめ〜 専用機なので設定との折り合いもあってか付属品は少ないけれども、その分、オリジナリティがあります。 足の可動範囲が落ちているものの、そんなに気にかかることはないです。惜しいけどね。 ただ欠点がないわけではありません。なので欠点をあげます。 1.塗装が凄く雑。 2.パーツのゆがみが所々目立つ。 3.接着剤を付けすぎたのか、はみ出している。 ようは、製造過程で手を抜いているって事ですよ。ここまで欠陥の多いのもめずらしいです(後日注:ここから更に塗装の雑な製品は増えていきます)。 ってか、店頭に並んでるの見ても、角が曲がって接着されてる・モノアイが激しくずれてるというものばかり。まともな製品を探すほうが大変でした。ようやく角も真っ直ぐでモノアイもずれてないのを見つけたかと思ったら、そっちはシールドがひん曲がってて塗りミスが多いという夢のような出来。しっかりしろよバンダイ。 それ以外はおおむね良好です。 やはり元が格好いいので、その分助かってますね。
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