なんでもレビュー
MS-06S ZAKU II シャア専用ザク(セカンドバージョン) 定価1500円、2002年11月発売 (名前をクリックでAmazonの通販ページへ) |
![]() MIA最初期に出た、「シャア専用ザク」のリメイク版、「シャア専用ザク(セカンドバージョン)」です。 ずっと待っていたので、やっと出た〜って感じなんですが、量産型ではなく専用機を先に持ってくる辺りバンダイの商魂たくましさがうかがえます。 マニアだと量産型を先に出すと、それを複数個買って専用機は買わないという事があるしね。 後でまた書きますが、全体的にバンダイの商魂たくましさが大いに出ている製品です。しかし、発売延期などで待たされた甲斐があるほど、出来は予想以上に良いです。 では、全体像から行きましょう。 ![]() 正面。 商品広告の写真などで見ると、凄まじく格好悪いんですが、いざ手に取るとかなり良い感じです。 MIAは最初からスミ入れがされているのですが、ファンの間ではその塗りの荒さ、線の太さなどが不評でした。今回のシャアザクは、その意見が反映されたのか、スミ入れがあまり目立たないようになっています。また、スミ入れの無い箇所でもモールド(溝)がちゃんと入っているので、写真ではなく手に持って初めてその格好よさが解るでしょう。 ![]() ![]() 左右。 シールドがかなり幅広になり、分厚くなりましたが、コレくらいの方がシールドって感じがして良いかも。 ふくらはぎの所、パイプの下にある四角い穴は、量産型ザクについてくる脚部三連ミサイルポッドを取り付けるための穴でしょう。でも浮いてるよね(苦笑) あと、地味に頭部のブレードアンテナの形がちゃんと作られてて良い感じ。 ![]() 背面。 バックパックや脚部のブースターが銀と黒でしっかり塗装されてます。 初期型のザクで不評だったバックパックは特に念入りに作られてまして、ブースターノズルも可動します。また、“通常の三倍の速さ”で知られるシャアザクらしく、バックパックの両サイドと上部にあるスラスターも再現。 バックパックだけで5色ほど使って塗り分けてますね。 写真じゃ解りにくいけど、膝は二重関節になってます。 続いては関節。 ![]() 腕、頭、バックパックを外した所。 これまでのMIAとは違い、特殊な接合部となってます。ここでの特徴は頭。 ![]() 灰色のジョイントパーツで胴体と繋げるのですが、胴体側と頭側のジョイントパーツが両方とも可動します。 胴体側のジョイントが斜めや横向きになっている事が多いので、首をかしげたザクをよく見かけますが、基本は縦への可動と考えて買ったらすぐに首を外して修正しときましょう。 ![]() ![]() 縦に動きます。 上を見上げさせた場合、ちょっと可動用のスペースが目立ちます。ポーズによって胴体側のジョイントの角度を変えて表情付けに利用するのも良いでしょう。 ![]() 先ほどの頭、腕、バックパックを外した写真を見たら、腕の接合部が少し特殊なのが解りますが、それは、この写真のように肩を前に引き出すためです。 これにより、ガンダムのセカンドバージョンほどではありませんが、ポージングの幅が広がりました。何より、武器の両手持ちが出来るようになったのが嬉しいですね。 ![]() 腕。胴体とのジョイントパーツは肩パーツに組み込まれていますが、これもまた可動します。 腕自体は二重関節になっており、この角度まで曲げることが可能です。また、手首はポールジョイントになっているので(ようは、棒状の物で繋げるのではなく、球体で繋げるので)結構動きます。 ![]() バックパックは取り外してもちゃんとそれっぽいパーツが残ります。 腰にはザクバズーカーをマウントするためのパーツが取り付け可能。結構しっかりとマウントしてくれるので重宝します。 ![]() お次は足。 足の裏の塗り分けやモールドに惚れ惚れ。MIAでここまで作りこんであるのは久しぶりかも。 さて、この足が一番の問題だったりします。 足の裏を取り外してますが、足の甲と足の底を取り付けるためのジョイントがつま先近くについています。このジョイントがやたらと弱い。つうか、こんなところの可動はいらん――わけじゃないけど、やりすぎ。 ポーズがとりやすくなるという大きな利点でもありますが、それ以上に最大の欠点でもあります。 具体例は↓ ![]() こういった、いままでのMIAでは不可能なポーズが可能。しかもコレ、結構安定してるんです。 でも別角度から見ると………… ![]() ビーチサンダルかよ…… ガンダムのセカンドバージョンでも似たような機構がありましたが、あっちはジョイントが大きめで強いんで、欠点にはなってません。たとえて言うならスリッパです。 これでジョイントが強ければ良いんですが、めちゃくちゃ弱いので、ダメなんですよね。 あと、「この可動があるからいいや」とでもバンダイは思ったんでしょうか? 足首の可動が前とたいして変わってません。つうか、接地性とバランスで言えば旧ザクの方がよかったかも。 まあ、どっちが動くかと言ったらビーチサンダルがあるぶんケタ違いにこっちが上なんですがね。 ![]() ポージングといえば、重要なのが腰。しっかり動きます。バックパックつけててもあんまり動きに差し障りはありません。その気になりゃ360°回せます。 また、黄色の矢印の所を見ていただきたいのですが、二の腕に回転軸が設けられています。 肩のスライド・肘の二重関節・二の腕の回転軸・手首のポールジョイントにより、従来のザクよりもポージングの幅がかなり広がりました。 ![]() 付属品。 発売前から、「デカすぎるだろ!」「不恰好」「別のシリーズの金型流用してないか?」などと、不評の嵐だった武器。 確かに、やたらとデカいです。バズーカー一つとっても、初期型のものに比べて二倍近い太さになってますし、長くなってます。ヒートホークも蛮族仕様かと思うくらいドデカい。 でもね、持たせてみると違和感ないんよ。むしろ格好良い? さらに、大きくなったことで質が格段に向上してます。 ザクマシンガンだと、ちゃんと両手で持てるようにフォアグリップが可動します。またMMP-80マシンガン(下の銃)はグレネードランチャーとマガジンが取り付け可能。バズーカーは後で説明。 バックパックも、通常のシャアザク専用バックパックと、何故かマインレイヤーパックが付属。 たしかにガンダムには、ザクマインレイヤーって機体があるけど、シャアザクには無関係。ついでに言うと、MMP80もシャアザクには無関係。 これが、最初に述べた商魂たくましさの最たる例だね。マニアが「ザクマインレイヤーで小隊を作りたい!」とか思ったら、量産型3つではなく、シャアザク3つ+量産型3つを買わなきゃダメ。 量産型には、マインレイヤーとMMPの代わりに、三連ミサイルポッドとマゼラトップ砲がつきます。 ちなみに、2002年12月発売の電撃ホビーマガジンにはMIAザク用のガトリングシールド・スパイクシールド・シュツルムファウストがつきました。皆さん商魂たくましいことで。 ![]() 意外とマインレイヤーパックが似合ったりする。 しかもこれ、かなり出来が良いんですよ。これまた5色で塗り分けてるし、細部のモールドもちゃんとあるし、ブースターもそれぞれ可動。なかなかちゃんと出来てますわ。 ![]() ちょっと動きのあるポーズをとらしてみる。 うん、やっぱりシールドはこれくらいの方が良いわ。ヒートホークもシールドもこのサイズだとちゃんと「武器」って感じになる。 ![]() こういうポーズも取れます。 この写真、右手でバズーカーを持って、サイトを合わして、左手でフォアグリップを持っていますね? では次の写真。 ![]() 今度は左手でバズーカーを持って、右手でフォアグリップ。左右が入れ替わってます。さらに、サイトも左右入れ替わっていることに注目。 このザクバズーカー、結構出来が良いんですわ。前は単一パーツだったのが、今回は3つのパーツで構成されてるんです。 砲身の後ろ半分、サイト、砲身の前半分といった分割で、それぞれが回転するので、サイトもフォアグリップも360°回転します。 ![]() MMP80とマインレイヤー装備で片膝立ち。 こう見るとかなりの出来だというのが解ってもらえるかと。当たり前ですが、今回のレビューで使った写真はパッケージから出してから一切手を入れてません。パッケージから出したのを撮っただけ。このクオリティで1500円は安いと思います。 思いつく欠点を最後に上げます。 まず、肘の二重関節。二の腕と肘・肘と腕を繋ぐ部分にかなりの空間があいています。ZZとかもそうだったんで、仕方ないといえば仕方ないんですが、ちょっと気になります。まあちょっとだけどね。欠点ってほどじゃないかも。 んで、足。ビーチサンダルは……。前にも書きましたが、ジョイントが弱いから、ポーズをとっても勝手に崩れたりする。これが最大の欠点。接着するとか、ジョイント部分を接着剤で補強してしまえば問題ないのかなぁ……。 総合的に見るとかなり良い出来です。 え〜…………ちなみに、今気付いたんですが、マインレイヤーパック付けた写真のあたりから、トゲ付いた方の肩アーマー、付ける方向間違えてました(ぉぃ どおりで変だと思ったよ(泣) つうことで、最後の一枚だけ修正。
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