なんでもレビュー

RGM-79G GM SNIPER
ジム・スナイパー

定価1200円、2003年7月発売
(名前をクリックでAmazonの通販ページへ)

 OVA「機動戦士ガンダム第08MS小隊」より、ジム・スナイパーです。
 緑のカラーリングにスナイパーライフルの渋い奴。


 前後横の写真です。
 陸戦型ガンダムとは結構違うんですね。
 写真では少し薄く写っていますが、実際はもうちょっと抹茶に近い、渋い色をしています。
 二の腕に横への可動軸あり。肩は腕をほぼ真横に上げられます。肘と膝はだいたい直角まで曲がります。太ももは腰のフロントアーマーに動きを阻害されますが、素材が柔らかいのでさほど気にはなりません。腰の回転はほとんど無しと思ったほうがいいでしょう。持っている方には解るでしょうが、随分前に発売された陸戦ガンダムと同じ程度です。


 しっかし、陸戦型ジムとどう違うんだろう?
 たぶん同じだろうなぁ…。


 付属武器はこんな感じ。
 シールドには09のナンバリング。後はマシンガン、ビームライフル、ビームサーベルx2、スナイパーライフルです。
 交換用の手首は付きません。


 また、ジェットコアブースターが付属します。
 右の写真は、MAビグザムに付属したコアブースターとの比較写真。ちょっと小さ目ですね。


 スナイパーライフルはマガジン(というよりもエネルギーパックか?)と、サイトが取り外せます。
 写真のホバートラックと陸戦ガンダム&コンテナは付属しません(笑)
 スナイパーライフルはフォアグリップが可動するので、両手で構えることがかろうじて可能。ホバートラックは付かないけど上に乗っかってるマシンガンは付属品。
 凄いどうでもいい事ですが、腰アーマーの両サイドにはマシンガンのマガジンが付属しています。
 それと、手首及び首があまり動かないので、改造する事をお勧めします。

 さて、まとめ。
 この商品の価値はやっぱりスナイパーライフルですね。
 付属品自体はかなり充実しており、陸ジムとの差があまり無い気がします。恐らく違いは成形色と付属品だけかと。
 08小隊が好きな人や、量産機とか狙撃兵が好きな人は買いでしょう。ただし、取れるポーズにはかなり限界があります。
 ライフル自体の出来は良いので、それ目当てで買うのもアリ。

評価箇所(最大点数) 点数 理由
可動(20点) 9 ここが動けばな、なければなという、惜しい箇所が多い。
陸ガン、陸ジム、Ez8、スナイパーの全種共通した欠点。
付属品(10点) 6 武器は良好。他の08小隊シリーズ製品との統一感や互換性もある。
ただ、替え手首がないのは同シリーズ共通の欠点。せめて持ち手は各種左右欲しい。
プロポーション(20点) 13 FAガンダムまでとは行かなくても、もう少し渋い色でも格好良いかも知れない。
細部ディティール(10点) 6 塗装はほぼ緑の成型色に所々グレーを入れる程度。悪くはないが、特に良いというわけでもない。
関節保持力(10点) 7 保持力自体は良いが、その分あまり動かない。
コストパフォーマンス(10点) 8 シリーズ展開なこともあり、武器の互換性があるので、この価格ならばありだろう。
満足度(20点) 12 シリーズ展開というのがやはり高ポイント。
金型の使い回しとも言えるが、武装の互換や劇中の再現など、数を揃えてこそ評価が高くなる。
素体としては今のレベルからするとやはり動かない。狙撃ポーズが余り取れないのも残念だ。
合計(100点) 61点



      

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