なんでもレビュー

AMS-119 GEARA DOGA
ギラ・ドーガ

定価1500円、2002年8月発売
AMS-119 GEARA DOGA
ギラ・ドーガ
(レズン専用)

定価1500円、2002年8月発売

 映画「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」に出てくるネオジオン側の量産機、ギラ・ドーガです。
 今回はかなり詳細に写真を含めたレビューをしていきたいと思います。全ての画像が表示されるまで、しばらくかかると思います。申し訳ありません。
 レビュー改定時に、画像を二枚増やしつつ容量を100KB下げることに成功しましたので、以前よりは見やすくなっていると思います。


 TOP絵でも使った写真ですが、「いかにも兵士」といったフォルムが無骨で格好良い名機です。



 前後左右から見たらこんな感じ。バックパックのバーニアは勿論可動します。


 足の裏のブースターにもちゃんと塗装がしてあります

 ジオン系の量産機らしく武装が豊富です。

 シュツルムファウスト4本、シールド、ビームマシンガン、ビームマシンガン(ロング)、ビームアックス、ビームソードといった内容。
 詳しく見ていきましょう。


 ビームアックスとソードです。ソードの方が柄が短めですが、刃の部分はとりかえれるため好みに合わせた長さでどうぞ。腰の後ろにマウントできます。


 ギラ・ドーガは背中で語るもんだ……とかアホなこと考えるくらい、バックパックの無骨さが素敵です。このフォルムで斧なんか持ってたらますます「うわ、兵士!」とか思ってしまいます。
 さて、他の武器行きましょう。


 シールドとシュツルムファウストです。これがあるからこそギラ・ドーガは格好良い。ちゃんとシールドにもギミックがついています。

 折りたたみとまでは行きませんが、設定どおりちゃんと折れます。折る意義がよく解りませんが、格好良いので良しとしましょう(ぉぃ


 シュツルムファウスト装着前と装着後です。
 シュツルムファウストがちょっと曲がってますが、それがMIAの悲しい所です。壊れにくいけど曲がりやすい素材なんですよね。盾の裏のモールドも結構凝っていて良い感じですね。


 ビームマシンガンです。長短二種類ありますが、ロングにするためのパーツは取り外せるため、実際は同じ銃が二丁と考えていただいて結構です。
 ここで私が感心したのは改造をしなくても最初から両手持ちが出来るようになっていること。左の銃と右の銃を見比べたら、どのパーツが稼動して両手で持てるのかがおわかりになるかと思います。
 可動範囲はお世辞にも広いとは言えません。なんせ腰がほとんど回らない。そのぶん手足がよく動きます。でも、方膝立ちとかは出来ません。ま、そもそも宇宙用だから必要ないか。
 旧ザク以来の「うわ、三機くらい買いたい」という衝動に駆られる機体でした。
 レズン専用ギラ・ドーガを一体と、この量産型ギラ・ドーガを二機買って、一個小隊を作るのも良いかも知れません。

 また、レズン専用機ですが…………微妙。

 量産型との違いは、色と、角と武装。
 量産型が持っているビームマシンガンは付属せず、右の写真のタイプが付属します。
 私の感想としては、角はちょっと浮いてるし、色もしっくりこないし、ライフルも格好悪いし、何よりも兵士っぽさが無くなっているので、かなり萎えました。この色、このフォルムが好きな人ならば特に量産型に劣る所がないのでしょうが……

評価箇所(最大点数) 点数(量) (レ) 理由
可動(20点) 8 あんまりガシガシと動かせるわけではない。
従来のMIAより大きいのに可動域は確保できなかったのだろうか?
付属品(10点) 7 6 ビームアックスとソードの柄と刃が交換できるのはありがたい。
シールドやマシンガンも良い感じ。
レズン機は単純にビームマシンガンがつかないため減点。
プロポーション(20点) 14 10 量産機はジオンの流れを感じさせる色やフォルムが格好良い。
レズン機はもうちょっと濃い青ならば格好良かったのだろうが……。
細部ディティール(10点) 6 製品の面積が大きいのでシンプル過ぎる意匠は安っぽく見える。
関節保持力(10点) 6 至って普通。
コストパフォーマンス(10点) 6 大型なのでこんな物かなと納得できる。
満足度(20点) 13 10 量産機は単純に格好良い。レズンはちょっと趣味に合わなかった。
大型なぶんもう少し動くような加工が出来た気がする。
合計(100点) 60点 52点



      

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